空気公団

メロディ

活動11年目のはじめまして。強くて優しい10曲のメロディ。

空気公団『メロディ』
レーベル:フワリスタジオ
品番:KKFS-01
価格:定価¥3,200(税抜価格¥3,048)
発売:2008.11.28

台湾レーベルからもリリースしています。
空気公団『メロディ』
レーベル:GUTS RECORDS(台湾)
編號:GUT2254
發行日:2009.03.06

◎ごあいさつ
◎「メロディ」詳細
◎「メロディ」曲紹介_(山崎ゆかり)
◎「メロディ」アレンジ解説_(窪田渡)
◎「メロディ」録音/ミックス解説_(戸川由幸)
◎「メロディ」購入 →空気公団購買部
◎空気公団ライブ情報

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■空気公団 New Album「メロディ」11/28発売決定

01 出発
02 こんな日
03 たぬきにもみえる
04 素敵なもしも
05 6度目の夢
06 街ノート
07 隙間の雨にさよなら
08 あすにつづくわたし
09 風の瞬間
10 メロディ

(全10曲)
KKFS-01
定価¥3,200(税抜価格¥3,048)
2008年11月28日発売

空気公団ホームページ他、全国のレコード店でお買い求め頂けます。
お問い合わせ : オフィスフワリ
post@kukikodan.com

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■メロディ全曲紹介_山崎ゆかり

01 出発
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晴れた朝、小さな荷物を持って部屋を出ました。
近所の庭木を照らす光がとにかく優しい日です。
そうだ、いつものじゃなくて今日は違うものを、と
彼は誰かの為に選びます。
伝えたい言葉がひとつになった日、今日もまた出発の日です。

02 こんな日
_____________
なんにもない日、ベランダでぼんやりしているのは
彼と昨日の残りの雰囲気と今日の太陽です。
ぼんやりと昨日に息をふきかける彼を
風がふんわりとなでていきます。
太陽はほおづえつきながらじっと見ています。

03 たぬきにもみえる
_____________
マウスという茶色いものを歌った曲です。
先日子供にマウスのぬいぐるみを見せた所
お腹にお米が入っていると指摘してきました。
人それぞれです。

04 素敵なもしも
_____________
特になにも起こらない。
そういう人がいるっていい。
そうじゃなくても約束なしに
偶然会えるとなぜかうれしい。

05 6度目の夢
_____________
姿を変えて近くにいることを、知った気がしました。
今まではなんとなく遠くに行くんだなあと思っていましたが
そうではないと、直面して思いました。

06 街ノート
_____________
季節の街並にいつかの懐かしさを感じます。
街は大小のキャンバス。
そのときのたくさんの会話や気持ちが描かれ塗られて
ふたりの今日になって昨日になっていったのかもしれません。

07 隙間の雨にさよなら
_____________
初めてのサックスはこの曲で登場です。
窓の外のあかりだけか、小さいあかりだけ。
その中に聞こえてくる彼らの夜に
静かに雨が降ってきていました。

08 あすにつづくわたし
_____________
元はCM用に作った曲の別バージョンです。
彼女をテーマにすることが少ないので戸惑いましたが
「わたし」と歌うのが新鮮で楽しめました。
現実的で、夢がある彼女を書こうと思いました。
前曲の『隙間の雨にさよなら』の歌詞とこの曲の歌詞とで
男女の考え方の違いが出てるように思います。

09 風の瞬間
_____________
地下鉄のホームで電車を待っていたときでした。
横切った彼女の後ろ姿をみたときに、なにか思いが感じられました。
メロディが聴こえる、人の中にメロディがある、とそのとき思いました。
そこからメロディの構想作りが始まりました。
駅には様々な人があふれています。
そこの中でのひとつのメロディです。

10 メロディ
_____________
少ない言葉で印象的に、主線は上下カクカクなんですが
ふんわりとさせたいと思いました。
その奥行きは風を感じさせると考えています。
しようと思って出来ないのが空気公団らしい。
コーラスが全体の印象をきゅっとさせ、スカーフの様です。

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■メロディアレンジ解説_窪田渡

01 出発
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3人+ドラムの編成。
そもそも、曲のメロディーラインがとても強いので、
何か手を加えたアレンジよりもシンプルな編成の方がより響く。
オンコードの進行ならではのループ感が面白いです。
ドラムは笹井亨介さん。

02 こんな日
_____________
デモを聞いた時に「歪ませたい!」と山崎さんが言っていて、
その一言で全体が決まった。
リードフレーズはメロトロンのストリングスにシンセサイザーを混ぜたもの。
やけに民族的な感じ。歪んだ音はMIDI音源と戸川君のエレキギターの2本。
音の種類から考えると暑く暑くなりそうだが
結果は少しひんやりした世界になった。

03 たぬきにもみえる
_____________
特徴的なリズムパターンは戸川君が考えた。
どこかすっとぼけた世界を作るべくシンセの音作りをしたのですが、
とても手を焼いて2転3転。
生楽器は何百年もかけて音のバランスが整って来た事実を思い知らされる。
デジタルレコーディングならではの音の距離感ですね。
アナログだとこうは行かない。

04 素敵なもしも
_____________
ストリングスがとてもアッパーでクール。
体裁はいわゆるシャッフルなんですが、
判で押したような様式に収まるのは避けたかった。
制服が似合う、合唱コンクールで歌って欲しい曲です。

05 6度目の夢
_____________
欧州映画のサントラみたい。弦アレンジもその方向性。
暗い曲って意外や作っていて楽しいもんです。
曲の後半で出てくるアコースティックギターはデモのテイク。
ここ最近ジャケットなどの写真を撮ってもらっているTAKAMURA DAISUKE さんは
玄人裸足の料理人でこの曲のアコギを録っている丁度その時、
フワリスタジオで料理中でした。その時の音もばっちり入っています。
ドラムは山口ともさん。

06 街ノート
_____________
ストレートな8ビートです。
弾き語りのデモではバラードっぽかったのですよ。
芯が強い曲なのでリズムを効かせても世界は揺るがない。
結果、より幸福感が増したと思う。
シンセサイザーは80年代半ばに一世を風靡したPPGのソフトシンセです。
ちょっとファットな音で暴れん坊な機材。
手なずけるのにひと苦労でしたが、空気公団には何故か合う。

07 隙間の雨にさよなら
_____________
サックスソロがあります。チャンチキトルネエドの 鈴木広志さんです。
音色のアプローチが木管楽器然としていて、とても勉強になりました。
そして、空気公団+ゲストの形態で録音すると、
当たり前だが我々3人編成だと再確認させられる。

08 あすにつづくわたし
_____________
自分は中音域が好みなんですが、この曲の音域は若干高い。
独特の言葉足らずのはかない雰囲気はその音域のおかげ。
あえて直さずにしました。

09 風の瞬間
_____________
シンプルなアレンジでありますが、灯台元暮らしでここに落ち着くには2転3転。
ギターは奥田健介さん。この存在感はだれも真似できないです。
そしてとってもファンキー。遅いテンポなので曲中で飽きないように注意しました。
この曲、70年代のATG映画のような世界。

10 メロディ
_____________
前半と後半で楽器構成が全く違う。
あまり他の曲では成立しない構成。
ベースもダブルベースになっているし、
バッキングのリズムは曲の後半にならないと登場しない珍しい構成。
そんな意味で「白いリボン」や「窓辺」の延長にある曲。
素晴らしいスムースエースのコーラスが盛り上げてくれました。

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■メロディ録音、ミックス解説_戸川由幸

01 出発
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アレンジがシンプルなので、ライブっぽくいくか、
古いレコードみたいな音でいくかで少し迷いました
結局後者寄りになりましたかね。
あえて音を粗くするっていうの意外とやってないんで、
結構新鮮かなーと思ってます。
ベースソロはやまびこ風にしてみました。

02 こんな日
_____________
空気公団なりのロックです。
演奏も練りこむよりもノリで弾いたのを生かして。
イントロからずっといるひずんだ音は実はピアノで、
ギターに差し替える予定が結局生かす事に。
ドラムなんかもひずませて、荒々しい感じを出しました。

03 たぬきにもみえる
_____________
タイトル曲のメロディ同様、2種類のドラムを左右に配置する、
っていうのをやってみてます。
音数を増やしてダイナミクスをつける曲でもなかったので、
エフェクトとか波形編集みたいなことでちょっとした小技を
ちりばめてます。

04 素敵なもしも
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曲もアレンジもなんとなーく60年代風?
歌詞の世界とは関係ないかもですけど、
雨が降ってる街みたいな感じを意識してミックスしてみました。
ベルとかコーラスの深い感じは、デモでたぶん窪田がやってたのを
ほぼそのままの設定で使ってますかね。

05 6度目の夢
_____________
一番雰囲気があるけど一番バーチャルになったかもしれません。
絵本的な感じとでもいいますか。使いまわされた言い回しだけど。
ベースはタオルでミュートして、すこーしだけウッドベース的な感じ。
アレンジは個人的に今回の窪田仕事で一番好きですかね。
ドラっぽいシンバルの感じとかは結構キモだったんで、
試行錯誤しましたけど、いい感じになりましたね。
ミニアルバム「ねむり」の世界観に通ずるものがあります。

06 街ノート
_____________
この曲で大変だったのは、この意外と遅いテンポでどうやってスピード感を出すか、という。
テンポ上げると雰囲気が壊れるし、このままだと遅く感じる。
ドラムの笹井さんにもその辺のことを相談して、ノリを出してもらいました。
ミックスでも、もっさり後ろに行かない様に、キビキビと前のめりになる様に
EQとかコンプとかで詰めていきました。
楽しく聴いてもらえる一曲になったと思います。

07 隙間の雨にさよなら
_____________
サックス一本の予定が、レコーディング中にどんどんアイデアが出て、
結局2本を重ねています。配置は迷ったんですけど、
完璧左右に振るとなーんか違う感じがしたんで、割と真ん中よりで
左右にいる感じ。ピアノは結構大胆にコンプでつぶしてます。
今回はライブっぽい音ってのはあんまりないですね。
あらためて聴いてみると。

08 あすにつづくわたし
_____________
これはもうオーソドックスにポップスというか、
まあ地味な曲ですけど、歌を中心に据えた、歌ものとして
聴いてもらえる様なミックスを心がけました。
ピアノは確か山崎。今回の山崎の楽器演奏では一番いいかな?

09 風の瞬間
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今回は2曲ほど中村文俊さんにミックスをお願いしました。
その内の一曲。
やはり、こういう繊細なダイナミクスは僕では出せないんですよねー。
ギターのバッキングの処理とかもなるほどなーという感じで、非常に勉強になります。
「季節の風達」とか、ああいうシリーズの最新作みたいな感じです。

10 メロディ
_____________
これも中村さんのミックス。
ドラムを左右に配置して、ベースも2本というリズムが厚い感じの曲で、
ちゃーんと聴かせるにはやっぱり中村さんの技術が必要でした。
アレンジ、演奏、ミックス、トータルの完成度として今回一番行けたかな、という感じ。
ぜひぜひ聴いてもらいたい一曲です。

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