空気公団 /山崎ゆかり

空気公団イベントKKF002『空装』

!たくさんのご来場ありがとうございました!
2008年1月5日(土)、6日(日)
会場:東京芸術劇場 小ホール2
出演:空気公団( + 石坂義晴 + 良原リエ + 山口とも)+ 荒井良二 + 珍しいキノコ舞踊団

◎ごあいさつ
◎web用告知映像
◎イベント詳細
◎『空装』対談:山口とも(日本廃品打楽器協会会長/打楽器奏者/写真家) × 山崎ゆかり(空気公団)
◎Q&A 空装ってなんだろう?
◎演奏する人
◎絵を描く人
◎踊る人

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ごあいさつ

音楽とライブペインティングとダンスパフォーマンス。
こんなふうに絵になったり、映像になったり、こんなふうに踊ったり。
いつものライブにユニークなゲスト。
音楽っていろんな聴き方が出来るんです。
音楽の感じ方をもっともっと豊かに。
たくさんの方に楽しんで頂きたいと思っています。
そしてたくさんのみなさんと楽しみたいと思っています。
この2日間、空気公団の音楽をのぞきに来て下さい。

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空気公団イベントKKF-002『空装』

2008年1月5日(土)、6日(日)
東京芸術劇場 小ホール2
東京芸術劇場 豊島区西池袋1-8-1

第1回 5日(土) 18時開場/19時開演
第2回 6日(日) 13時開場/14時開演
第3回 6日(日) 17時開場/18時開演 全3公演

このイベントは終了致しました。

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◎『空装』対談:山口とも(日本廃品打楽器協会会長/打楽器奏者/写真家) × 山崎ゆかり(空気公団)
@TOMO OFFICE(山口ともさんのアトリエ・スタジオ)

●空気公団と山口とも

ーー:最初にともさんと出会ったのは、2005年でした。
窪田が加入する前に山崎と戸川がここに来て、『あざやか』収録の「桃色の絨毯」の録音をお願いするためのあいさつをさせていただきました。そのときの二人の印象はどうでしたか?

とも:今まであまり出逢ったことのない、個性的な方たちだと思いました。

山崎:私たちが一方的にライブを観に行くことはあったけれど、この時初めて私たちの音源である「桃色の絨毯」のデモと今までの作品のいくつかを渡しましたね。以前からご一緒にさていただけたらと思っていたので、とてもうれしかったです。ともさんと一緒に演奏したい、と思うきっかけになったのはトランペッターで作曲家の三宅純さんとのライブでした。彼のバンドにドラマーとして参加していたともさんの演奏を聴き、「これは絶対に一緒にやってみたい!」と思いました。その時点で、すでに頭の中ではもう直接会ったような気分でいました。

ーー:それから実際に空気公団のアルバム『あざやか』の「桃色の絨毯」という曲のレコーディングに参加していただきましたね。初めてともさんの演奏を聴いた時から、メンバーはみんな感動していました。

とも:そうですか。最初から好きにやらせてもらっていましたよ(笑)。

ーー:その後「あざやかツアー」(2006年1月〜2月、全国5か所)のライブで一緒に演奏したり、「おくりもの」のレコーディングをしたりしましたね。

とも:いい演奏ができて楽しかったですね。

山崎:2005年のアルバム『あざやか』以降は全部にともさんに参加していただいてますね。

ーー:こうして一緒に活動させていただく機会が多い私たちですが、ともさんから見て空気公団が作る音の印象はいかがですか?

とも:音の隙間がちゃんとある音楽をしていると思います。今の世の中に溢れている音楽はとにかく音が多すぎると思うんです。音をいっぱい入れないと不安になるのかな?と思ってしまうくらい。あれもこれもやろうよ!というのもわかるけど、本当に何が伝えたいのかって思った時に、どんどん削っていく作業って本当に大事だと思いますね。空気公団はそのことがちゃんと出来ているバンドだと思えました。だからこそ僕が好きにやらせてもらっていても、絵がはっきり見えてくるような演奏が出来るのだと思います。

ーー:その話にも通じるのですが、この間空気公団で「思い出俄爛道」という曲のPVを作ったんです。その試写を見た時、カットをいっぱい削って欲しくなって「あれを削って下さい」「これも削って下さい」ってお願いをしたんですよ。

山崎:そのときは、自分達が「間」を大切にしていると気づかず、なんとなくぼんやり3人で見ていて「なんか多いな」と思っていました。その後、自分たちが「間」を追求していたということに気づきました。やはりともさん自身の音作りの中でも大事にしてらっしゃるのですか?

とも:そうですね。先ほどの話に戻るけれど、どんどん時代が新しくなっていけばいくほど情報量も増えるからね。その結果、かいつまんで沢山のものを短時間の間に聴かせようとしているんじゃないかって思ってしまいます。でもそういう音楽は疲れます。自分にとって心地いい音楽って何だろうって思ったときに「間合い」がきちんと存在する音楽って本当に大切だと思ったんです。あまり叩かなくても、ものを言わなくてもその人間が存在している空気感の重要さをだんだん意識するようになってきたと思いますね。

● 『空装』について

山崎:今回のイベント「空装」は、音楽をもっと遠くから見たときに、「音楽ってそもそもどういう聴き方が出来るかな」「様々な想像力を持って接することも出来るぞ」ということから始まっているような気がしています。

とも:うん。音楽って、それぞれジャンルに分けられ、カテゴリーにはめ込むことが主流になっていると思うんです。「空装」では、こんな表現方法もあるんだとお客さんも自由に音楽を感じて楽しんでもらえたらと思います。

山崎:そうですね。

とも:今回の作品作りでは、「こういう順番でこういうのをやりますよ」という最低限のことだけ決めておいて、後はそれぞれの感性で作品に向かっていくスタイルが一番合っていると思います。「こうしなくては!」と頭で考えた瞬間に崩れていってしまう気もしています。

山崎:例えるなら「こういう道ですよ」とだけ伝えておき、後は出演者それぞれが好きに通って来てくれるという感じですかね。

ーー:でも明後日な方向に行くこともあるかもしれませんね。

とも:例え行ったとしても、それもありだと思います。

山崎:私はスタッフを含め、今回ご一緒する人達に対して安心感を持っています。今回はあえてお互いに10全てのことを伝えない部分があっていいと思っています。

ーー:こういう空気感の中で作品が作れる、周りに分かってくれる人がいてくれるということは幸いです。

とも:それはやっぱり空気公団が作る音楽がそういうものだから、結果的に共感している人が集まってくるようになっているのだと思います。

● 『空装』メンバーについて

山崎:「空装」に参加してくださる、ともさん、珍しいキノコ舞踊団、荒井良二さん(絵本作家)も、なんとなく動作や考えなどを含め多くの部分がリンクしている人のように見えると私は思います。

とも:確かに。そうじゃなきゃ一緒に出来ないだろうしね。この間の全体の顔合わせのとき、何の抵抗もなくみんなが同じ空間にいることができたと思いました。心地よい仲間というのは本当に大事ですね。

山崎:今回一緒に作品を作る仲間って、自分を遠くからも見られたり、人や物と自分の距離感がわかったりする人達だという気がしているんです。だからといってみんなが全く同じ考えである必要もないし、自由な発想で作品を作る。根底にある部分が一致していれば、きっと一つの作品として何か人に与えることができるのではないかと思っています。

とも:各自が客観的に物事を見られる人達ばかりだから、自然と形になる気がしますね。

●どんな人たちに見てもらいたいか

ーー:例えば子どもに見てもらいたいですね。

とも:そうですね。吸収力のある人達に見てもらいたいですよね。純粋に邪念のないところで。凝り固まった人が腕組みして見るよりもそれがいい。もちろん中学生とか高校生にも見て欲しい。今後、学校の芸術鑑賞で、「空装」が一つのパックとして、巡回公演とか出来たら最高ですね。いろんな視点から音、踊り、描くこと、全てが一つになっていますから。

ーー:ぜひ若い人に見てもらってその反応を見てみたいですね。

とも:例えば映画だったり、お芝居だったり。何かを鑑賞することって、意外と一生のうちほとんど触れない人っていますよね。今回のイベントがそういう人たちが芸術に触れるきっかけになってくれたら本当にうれしいですね。

山崎:そういう人たちは自分の中に蓋があることを知らないのかもしれませんね。このイベント自身が「間」、何かを考える時間になるかもしれない。難しいことは考えず、来てくださればきっと何か得るものがあるのではないかと思います。

とも:確かに、いろいろなものの答えやヒントがすごくいっぱい詰まっている作品だよね。それをいくつ発見出来るか?という視点で見ても、とても楽しいと思いますね。

山崎:だからこそ、来ていただく人たちには本当に様々な感じ方をして欲しいと思っています。

ーー:年齢もジャンルも何も関係なく、来てくださったお客さんたちと一緒に共有できる空間を作りたいですね。

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空装ってなんだろう?

01 空装ってどんなイベント?
いつものライブに、イラストや踊りが加わっているイベントです。
音楽はいろんなふうに感じる事が出来ます。
イラストをかいてくれる人も、踊る人も、
この空気公団の音楽から感じるままに表現していきます。
どんなふうになるのか、私たちも楽しみなんです。

02 空装ってどういう意味?
ぼくらの音楽を通して、想像=空想してほしいって意味と、
今まで聴いてもらってきた曲たちに新しい服を
着せたっていう意味の「よそおい」で「空装」。
2000年にやった「空間」の仲間だね。
マニアックな人なら気づいたかもしれないけど、
空装にはKKF002ってついてて、空間はKKF001だったんだ。
どう考えても3ケタはいらないけどねー。
超がんばっても年1くらいしかできないし、
100回やる頃には死んでるからね。

03 どんな人が参加しているの?
ライブペインティングに荒井良二さん、ダンスに珍しいキノコ舞踊団。
展示の部分は写真家のTAKAMURADAISUKEとのコラボレートです。

●珍しいキノコってどんな人たち?
くねくね自由に思うまま日本を飛び出して踊っている人達です。
最近では映画「めがね」のメルシー体操でキノコダンスを見れます。
http://www.strangekinoko.com/

●荒井さんてどんな人?
独創的イラストレーション絵本作家です。
全国を駆け回り子供達と仲良くしています。
CD付き絵本『トントンドア』、『空気公団作品集』の絵を書いてくれています。

●TAKAMURADAISUKEってどんな人?
写真家です。
主に人物の写真を撮っている方ですが、最近は風景も撮るとか。
よく見るとユニークな部分がある写真です。

04 どんな人たちが演奏するの?
空気公団のメンバー以外には
廃品を楽器にしてしまう山口ともさんと、
プラネタリウムでコンサートを開いたりする良原リエさん。
そしていつも一緒に演奏している
advantage Lucy の石坂義晴さんが演奏します。

05 スクリーンバックライブって何?
ステージの全面にスクリーンがあります。
そこには色々な文字や映像、荒井良二さんの絵が映し出されます。
演奏する人はスクリーンの後ろに並んで
スクリーンの絵に合わせて演奏します。
映画みたいだし、コンサートみたいだし。
そんなたのしいライブがスクリーンバックライブなのだ。

06 普通のライブと違うから、なんか緊張するなぁ。
音楽の楽しみ方はひとそれぞれ。
空装の楽しみ方もひとそれぞれです。
むずかしく考えないで、
わからなきゃいけないなんて思わなくても、
きっと楽しんでもらえると思います。
ぼくらとしては、頭にモクモクとフキダシがでてきて、
その中に人それぞれの風景が浮かぶような、
そんな事を考えてます。

07 どんな曲を演奏するの?
12/19発売の「空気公団作品集」の曲たちをメインに、
さりげなーく人気の高い曲を入れてみているよ。
「やっとやったかー!!」っていう人もいるかもねー。
全3回で演奏曲がほんのちょっとずつ違うんだけど、
これは全公演のチケットを買ってくれた人の為と、
ぼくらが楽しみたい為だったりします。

08 空気公団の姿は全然見えないの?
たまーにうっすらスクリーンから透けて見えます。
なので姿はちょっと見えますよ。
その時は拍手をしても声援をかけても
もちろん怒られたりしません。むしろみんな喜びます。

09 遠くて行くのが大変なんだけど・・・
ごめんなさいとしか言えません・・・
でもいろいろと事情があって、東京でしかできそうにありません。
今回は10周年だったり色々とぼくらのフシメの行事になるので、
なんとかみにきてください!
次の機会があることを約束はできません。

10 会場で買えるグッズとかあるの?
主にTシャツ、10周年コードブックを予定しています。
でも、予定なのでもしかしたらってこともあるかも。
他にもいろいろとりそろえてお待ちしています。

11 DVDは出る?
DVDを出す予定はまだまだ未定です。
あたりまえですが、出演者は当日、演奏や踊りやお絵かきで忙しく
イベントを見ることは出来ません。
なので空装をDVD鑑賞できるのはいいですよね。
ゆっくり家で見れる。
けれどもやっぱり一番は生で見ることです。
僕らのかわりに遊びにきて、しっかり見ておいてください。

12 子供を連れて行ってもいいですか?
もちろんです。みんな大歓迎!
大きなスクリーンに映し出されるイラストや映像を
親子でゆっくり楽しんでもらえればと思います。
膝の上に抱えられるくらいのお子様(小学生未満)であれば
チケットの購入の必要はありません。
それ以上のお子様はチケットが必要です。
お正月、お子様と是非遊びにいらして下さいね。

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演奏する人
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空気公団

1997年、山崎・小山・戸川の3人で空気公団が始まりました。
翌98年に石井が加入して4人になり、
スクリーンの裏側で演奏するライブイベント「空間」や、
音楽を聴きながら作品を楽しむイベント「音の展示」開催など、
音源制作他様々な公演をしてきました。
2005年から山崎・戸川の2人となり、
翌06年に窪田が加入してメンバーは3人。
現在も、音楽を中心として音源制作、ライブ活動の他
様々なアーティストとコラボレートする展覧会や
ワークショップの開催など、多面的な活動を進めています。
12月19日、10周年を記念したCD『空気公団作品集』をリリース!

http://www.myspace.com/kukikodan

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石坂義晴 (advantage Lucy)

Lucy van peltを1995年10月結成。
1998年TOSHIBA EMIからメジャーデビューをきっかけに
バンド名を”advantage Lucy”にチェンジ、
2年間に5枚のシングル、2枚のアルバムをリリース。
2000年に自身のインディーレーベル”Solaris Records”を旗揚げ。
現在最新のアルバム「Echo Park」では山崎ゆかり氏にコメントを寄せて頂きました。
他、CM/楽曲提供など多数。
現在はNHK教育テレビで毎週木/金曜日の7時15分より放送中の
「スイスイ!フィジー」のオープニングソング担当。

余談-1
advantage Lucyの台湾/韓国ライブツアー時には、
現地の多くのファンに空気公団の事を訪ねられ、
空気の魅力は海を越えて伝わっているのだなあと実感、影響力の大きさに驚きました。

余談-2(出会い)
空気公団結成直後に友人を介してデモテープを入手
(’97〜98、田中さん、休日などが入っていた)。
あまりの良さにショックを受ける。それ以来の大ファン。
その後、青山スパイラルホールでの「空間」からライブに参加。

http://www006.upp.so-net.ne.jp/advantageLucy/

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良原リエ

アコーディオン、トイピアノ、メロディオン、オルガンなど
ノスタルジックな味わいを持つ楽器を得意とする鍵盤奏者。
歌も歌い、笛やグロッケンなどオモチャ楽器もよく使います。

空気公団の他、ハンバートハンバート、大山百合香など
多くのアーティストのライブやレコーディングに参加している他
trico!というソロプロジェクトと
アナログスライドと音楽を合わせたユニット
small colorなどの活動もしています。

デザインにひかれて、レトロな鍵盤楽器を集めています。
ライフワークの料理ではインテリア雑誌「かわいい音楽すてきな暮らし」
でレシピページも担当しています。

来春にはtrico!のセカンドアルバムがリリース予定です。
http://www.tricolife.com/
http://www.smallcolor.com/

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山口とも (日本廃品打楽器協会会長 打楽器奏者 写真家)

祖父、山口保治は「かわいい魚屋さん」「ないしょないしょ」など
数々の童謡を創った作曲家。父、山口浩一〔新日本フィルハーモニー
/ティンパニー名誉首席奏者〕の長男として東京に生まれる。
つのだ☆ひろのアシスタントとして音楽の世界に入る。
95年の音楽劇「銀河鉄道の夜」をきっかけに
廃品から様々なオリジナル楽器を作るようになる。
おおたか静流とのスピリチュアルなライブパフォーマンスや
ロックの中山ラビ、アヴァンギャルドジャズの三宅純等活動の場を広め、
日本演芸協会の福岡詩二氏から“打楽器コメディアン”の称号をもらい、
浅草東洋館に出演、好評を博している。
03年4月から06年3月までNHK教育テレビ「ドレミノテレビ」に
“ともとも”の愛称でレギュラー出演していた。
「音楽=音を楽しむこと」をモットーに
近年は子供から大人まで楽しめる音楽を目指し、
オリジナル廃品楽器を使ったパフォーマンス活動をして注目を浴びている。
ガラクタに命を吹き込む打楽器奏者。

http://www.terra.dti.ne.jp/~tomoyama/

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絵を描く人
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荒井良二

絵本作家・イラストレーター。
絵本の制作を中心に、イラストレーション、小説の装画、挿絵、広告、
舞台美術、アニメーションなど幅広く活躍。
主な作品に「きょうというひ」(BL出版)「たいようオルガン」(アートン)
「つづきの国のワークブック」(コクヨ)など多数。

2005年には子どもの本のノーベル賞といわれる
第3回アストリッド・リンドグレーン記念文学賞を日本人で初めて受賞。
「荒井良二は、斬新、大胆、気まぐれ、全く独自の発光力を持つ絵本画家である。
彼の絵本は、子どもと大人に同時にアピールする暖かさを発散し、
茶目っ気のある喜びと奔放な自然さがある」
(アストリッド・リンドグレーン賞受賞理由より)

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踊る人
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珍しいキノコ舞踊団

様々な角度から「ダンス」を捉え、その作品の発表を通して
オリジナリティーの確立を目指すダンスカンパニー、珍しい
キノコ舞踊団。発表する場も様々であり、劇場空間での作品
上演のほか美術館の中庭、ギャラリー、カフェ、オフィス、
倉庫、ビルのエントランスなど、大きさや形態も異なる特異
な空間での公演も積極的に行っている。
様々な空間で立ち上がるダンスを観客とともに体験し、それ
ぞれの場所、それぞれの身体がもっているダンスを探り、楽
しむことを主題とする。その常に現代社会にリンクした作品
づくりは、ダンス界のみならずデザイン界や現代美術シーン
など、他ジャンルからも高い注目を集めている。
代表作「フリル(ミニ)」は、日本舞踊批評家協会新人賞を
受賞、アビニヨン、パリ、ニューヨーク、バンコック、ニュー
デリーでも上演され、好評を博した。「FLOWER PICKING」
は国内数カ所で上演の後、ストックホルムの野外劇場に招聘
され、2日間で7000人を動員し注目を集めた。
2006年、オーストラリア人アーティスト、ジャスティン・カ
レオ氏とのコラボレーション作品「3mmくらいズレてる部屋」
を発表。メルボルン、国内3ヶ所で上演、2007年秋にシドニー
オペラハウス、クアラルンプールにて上演された。
2008年2月にはケネディ・センター(米ワシントンDC)で
開催される国際フェスティバル「JAPAN ! CULTURE+HYPER
CULTURE」に参加する。
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