空気公団 /山崎ゆかり

はじめましてテーブル

今までどこにいて
誰と過ごしてきたのかわからない
このテーブルに顔を近づけてよく見ると
たくさんの傷があった
「傷っていうのおかしくない?」と彼女が言うので
なるほどと思って
テーブルにもたれた
全てはやっぱりつながっているんだな
という言葉に近い感覚になる