空気公団 /山崎ゆかり

なにもみていない

昨日デザイナーと会い
『夜はそのまなざしの先に流れる』を話す
白い事務所に風が通っているように思った
行きの道は迷ったが帰りは覚えていた
あの角を確か曲がり、公園の脇を通って
古いいい家があり、雨は少し弱くなった
漠然と居た10人(10曲)になんだかよくわからないが
色がつき始めているようだ
親近感がわいてきた
言い表せないけどさ
共通の表情だった