空気公団 /山崎ゆかり

2019.1.5

<ごあいさつ>

いつも空気公団を応援して下さり、誠にありがとうございます。

2018年秋頃、長らく固定メンバーとして共に活動してきた戸川から
脱退の申し出がありました。
戸川なくしては空気公団を続けることができない。バンド形態を解消し、
山崎一人のプロジェクトにシフトするのがいいのではないか。
そう判断し、メンバー三人の意思をまとめ、このような結論に至りました。
突然のことでしたし、スタッフ一同戸惑いましたが、三人の最後のステージとして
相応しいのは昨年12/16のツアー千秋楽公演のステージであると考えました。
そして、こうなる前にお受けしていた12/22「港町ポリフォニー2018EXTRA」の
出演をキャンセルとさせていただきました。
関係者や出演者の皆さま、楽しみにしてくださったファンの皆さまには
ご迷惑とご心配をお掛けして誠に申し訳ございません。

2019年から新たな空気公団をスタートさせていきたいと思っております。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

オフィスフワリ

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2018年は空気公団にとって、大切な一年でした。
みなさんはどんな年だったでしょうか。

ずっと一緒に活動してきた戸川さんからの提案。
それが私の心を動かしました。
新作を発表して、ライブをするというスタイルは
いつの間にか定着し、疑問を抱くこともなかった。
音楽は形も場所も見えないものと知っていても
ついつい、ということが重なっていきました。
もう一度自分たちにとって音楽とは何か、
バンドという形態も含めて、考える時間が続きました。
どんどん時間だけが過ぎていきました。
なかなか結論を出せずにいました。

そして心が決まりました。
この今こそ、もっと音楽の聴かせ方、見せ方を考えていこう。
制作は遠くの誰かに手紙を書く感覚に似ている。
作る人物より、音楽がもっと前に出ていくのが理想的。
それが空気公団の形であること。
今までもこれからも変化し続けながら
良質なものを求めていこうと思いました。

2019年新たなスタートです。
今年も空気公団の音楽を沢山の場所で楽しんでもらえると嬉しいです。
みなさんの2019年がいい年になるよう、音楽の中から祈っています。
いっぱい心配かけました。
これからも空気公団をどうぞよろしくお願いします。

空気公団
代表 山崎 ゆかり