空気公団 /山崎ゆかり

2016.6.29

『ダブル』演奏者参加陣よりコメントが届きました!

7/6(水)発売のニューアルバム『ダブル』。
その発売を前に、参加陣からコメントが届いた。
音源を聴く前にも、聴いてからも読んでもらいたい。

1998年某日、板橋本町の交差点。
丁度、山手通りと環七が交差した辺りでクルマを停めて未だ見ぬ空気公団の
メンバーを待っていたあの日から、気づいたら来年結成20周年だって?!
いつだって空気公団の創り出す音楽にはドキドキさせてもらってますが、
今回も一筋縄ではいかない楽曲群。
誰が決めたか「癒し系」だなんて枠には到底収まりきらない、キレ味鋭い全10曲。
時を経て、こうやってまた共に歩めてることを誇りに思います。       
今回も最高の作品に参加出来て嬉しいです。ありがとう。
オータコージ

いつになくカラフルなニューアルバム「ダブル」を通して聴きました。
何となく、レコーディングやライブの休憩時間にする、メンバー3人との他愛もないお喋りを連想しました。
3人とも、ストイックなとことミーハーなとこが入り混じってる印象があって、
「うんうん」って聞いてると、思わぬ方に会話が転がっていたりする。
そしてそこに、コトコト煮込まれたような人間関係や、
一朝一夕には出せないミュージシャンシップがチラ見えするのが、このアルバムと似てるなあ、と。
空気公団は僕にとっていつも、刺激的です。
奥田 健介(NONA REEVES)

今度のアルバムもシンプルに曲がいいです。
毎回コンスタントにいい曲を作れるって言うのは、
それだけで凄いことだと思いますね。
音を聴いてる最中は、ああいいなあって感じるのみです。
自分もギター少し入れたりしてますが、
あんまりそういうのを意識せずに純粋にリスナーとして楽しめます。
この独特の空気感は得難いものです。
山本 精一

「空気公団の空気の中の空気としての一部でうれしい。
 ぶれない空気公団、つきすすめ空気公団」
山口とも

6月のある午後、リリースよりひと足先にいただいた
空気公団のニューアルバムを聴きながら都内をドライブ。
曲が進むに連れて、梅雨時期のどんよりしていた空模様がどんどん晴れていく。
「僕にとって君は」という曲が流れてきた時、窓から太陽の煇が差し込んできた。
時間よ止まってくれと、心から思った。
影山 敏彦(tico moon)

優しく響く言葉と音の数々に、今回も釘付けでした。
新しい作品をしっかりと生み続ける空気公団のみなさんには、いつも脱帽です。
本当に素晴らしい3人。もっとお近づきになりたいものです。
吉野 友加(tico moon)

よく「無人島にもってく10枚」とか、「〜MY BEST10枚」とか音盤を選ばされる企画がある。
でも、とてもやっかいなことに、本当に心に轍を刻む作品というのはあまり聴かなかったりする。
なんでかって言うとね、それらは半ば強引に人の記憶に染み入ってくるから。
だから無条件に鳥肌が立ったり、物憂い億劫な気持ちにさせられたり。困る。
僕が何をしたっていうんだ。
間違ってもそんな音楽を無人島に持って行きたくはないのだが、
他人の振り返るつもりでもない「原体験」にすら浸食してくる、それが名盤でなくてなんと言う。
困った。
で、空気公団はけっこう、その、あれ、僕の中で「困る」部類の音楽に入る。
いざ向き合って聴いちゃうと、もってかれることがあるから恐いんだよ。
だからほんとのことに気づかないふりして、聴いたりする。
もう一人の(リスナーとしての)自分を持って音楽を聴く。というひとつの秘訣。
ここで、もうひとつ困った事が。
「ダブル」を再生した途端。
聴いたことない名曲たちを、普通に口ずさんだりしてる自分。
どちらが本当の自分か解らなくなってきたぞ。
どうしてくれるんだ、空気公団。
MC.sirafu (片想い、ザ・なつやすみバンド、うつくしきひかり)

『ダブル』発売おめでとうございます。
レコーディングの日、京王線の車中で僕は突然の背中痛を発症しました。脂汗を流しながらなんとか下車した「布田」という聞いたことのない駅のホームで荷物を広げたまま呆然としている僕を、笑顔でサルベージしにきてくださった空気公団のみなさまには深く感謝しております。録音自体は順調に終え、帰宅することになった際に「ユザーンさん、背中も痛そうですし車で送って行きましょうか?」と声をかけてくださいましたよね。実はあのとき、背中はすでにほぼ治っていました。「あ、それは助かります! こうやって下を向くとまだ痛いんですよ。ほら、いたた」などと言いながらつい車に乗り込んでしまった僕をお許しください。
U-zhaan

お互い、2017年には活動20周年を迎える、このメモリアル・イヤー前
夜ともいえる季節に、「つながっている」という素晴らしい楽曲と出会
わせて頂き本当に嬉しく感じます。

僕も、このもうすぐ20年という活動の期間の中で、様々な命、物とつ
ながってこなければ確実に、いまここにいない、と思っているので、こ
の「つながっている」という曲に参加させて頂けたことは、恐縮ですが、
不思議と必然とさえ思ってしまいます。
空気公団の新しい音たちが、これでもかとはしゃぎまくっているニュー
アルバム『ダブル』!
どこまでも、いろんないきものの耳から中へ「つながって」いくことを、
東京は江戸川の空よりお祈りしております。
中村 一義

春に作ったアルバムなのに今年の夏はこれで涼しくすごせそーな予感。
ありがとうございました!
中村 宗一郎(PEACE MUSIC)